サレキテイ

人間未満人間の積もるひとりごと

10/18

通勤時間に電車に乗っていると、ここにいるの皆社会人なんだよな……すげえな……と朝の死んだ頭でぼんやりとそう思っている。

もちろん必ずしもそうではないことも分かっているが、多分半分くらいは労働に向かう人、労働している人、労働から帰って来た人、だ。

子どもの頃、中高生の頃は大きくなったら漠然と「就職してキャリアを積んで結婚して子供を持って一軒家を買って住んで……」みたいな大人になっていくのだろうと思っていたが、これ、難しすぎないか?

社会不適合者である私には出来そうもない。

 

Twitter(今はTwitterじゃない)だったか、どこかでこんな話を見た覚えがある。

「こういった大人像は色んな大人が複合されて出来たものであって、全てが出来ている大人はそういない」みたいな話だ。うろ覚えだったので多分あまり合っていない。

そうなのか?そうかもしれない。少し安心する。

そもそもキャリアがどうこう言うけどなんだ!?

人間未満人間には現状維持も大変なのだ。

 

周りと比べてもろくなことにはならない。

良い方向に働くこともあるが、どうにもならないこともある。

同世代のちゃんとした大人たちを見ると定期的に自己嫌悪に苛まれるが、そんなことを思っていても意味はない。

ニートとして過ごしたことで、普通のレールからは外れたわけだし。そもそも普通のレールに乗ったとして、ちゃんと働いて人間をやっていけたかと考えると微妙だ。

 

人間未満人間の自分に出来ることをほそぼそやっていって、日々を過ごして良ければいいなあと最近は強く思っている。